Words Of Love

王子はお姫様のキスで死ぬ

【アンケート回答求む】ジャニオタが持つ担当の年齢に対する意識調査【ジャニオタ夏の自由研究】

夏がやってきた。
全てから解放されたわけではないが、大きな山を越えた今、私は夏を満喫すべく、はてなブログを更新している。


勝利くんの担当になってから早一年が過ぎた。来週には、昨年行きたくて行きたくてしょうがなかったが、やむなく断念した勝利くんソロコンが待っている。
そんな浮かれモードの私であるが、勝利くんの担当になるまでに―いわゆる担降りをするまでに悩んだポイントとして、勝利くんの年齢があった。勝利くん当時高校三年生。自身が志す職種からして、とても問題のある年齢であった。結局そんな問題知ったこっちゃないと、いいように正当化して今に至るが、それでもやはり、勝利くんには早く成人してほしいと考える。


先日、知り合いの高校生に、「最近セクゾからJr.にハマっている」という話をされた。お相手は今を時めくキンプリの髙橋海人くん(16歳)。知り合いは高校三年生なのだが、高校生で年下の魅力に気づくその感覚に非常に驚いた。というのは私自身が中高生時代、周りの男子に幼さを感じ、当時は理想のタイプの一番に『年上』を掲げていたからである。最近やっと年下の魅力に気づき出したようなものなので(over20)、彼女の感じ方がスタンダードなのか気になり、Twitterにてこの出来事の感想をツイートしてみた。




このツイートにリプライをくれたフォロワーさんがいた。
『年下を愛で出したのはつい最近。高校時代はJr.を見てもかわいい♪というぐらいでそれ以上はなかった』
『高校生の頃は年上が好きだったけど、自身が20歳を超えた辺りから年下に目覚めだしたかな…』
あれ、みなさん私と同じ…。





と、いうわけで調査することにしました。題して

ジャニオタ夏の自由研究『ジャニオタが持つ担当の年齢に対する意識調査』!!

一人で張り切っても憶測しか繰り広げられないので、データを集めるべくアンケートを作成しました。ぜひ、ジャニオタの皆様に回答をお願いしたく思います。集計結果は当ブログにて発表させていただきます。「年齢に対する意識調査」ですので、皆様の年齢をお聞きするような設問が複数項ありますが、匿名かつ考察にしか使いませんので、どうかありのままに回答していただきたく思います。

docs.google.com


皆様のご回答お待ちしております。
アンケートに関しまして何かございましたら、お手数ですが当方Twitterアカウント
めいりん (@szrose_mei) | Twitter
こちらまでご連絡ください。よろしくお願いいたします。

教え子にしたいジャニーズ5選

課題が終わらない。そんな現実逃避の戯言にどうかお付き合い願いたい。

村焼きや片想い…はてなブログ界隈で最近にぎわうランキング。いつも様々な妄想を繰り広げているので、どのエントリーも大変興味深く読ませていただいた。読んでいると書きたくなるのが私である。うん、ジャニーズを教え子にしたい。本当に教え子にしたいなら、必死になればその夢も叶うだろうが、夢は夢で置いておきたい。それでは、いざ。





第5位
マリウス葉Sexy Zone

マリウスくんの家庭教師になって癒されたい。

『せんせーこんにちは!』
「こんにちは!宿題はできた?」
授業の初めに宿題の確認をしようとすると、少し困った様子のマリウスくん。いつもちゃんとやっているのに…難しかったのかな。そんなことを考えているとマリウスくんが口を開いた。
『宿題ねー聡ちゃんと一緒にやってたんだけど、聡ちゃん間違えて僕の宿題をカバンの中に入れて持って帰っちゃったんだ。代わりに聡ちゃんの宿題はあるんだけど…これでもいいですか?』
聡マリー!!突然の聡マリー!!!!

「うーん……ダメだね(苦笑)」
『ですよね…えーどうしよう、僕がちゃんと管理してなかったから…』
完全にコマリウスになっているマリウスくん。見せてくれた聡くんの宿題は彼に返し、次回の授業時にまとめて宿題を確認することにし、授業を始めることにした。

マリウスくんとの授業は癒しでしかない。





第4位
平野紫耀(ジャニーズJr.)

紫耀くんの担任になって頭を抱えたい。

英語の先生からは
「彼、今日、『1から8までは英語で数えられるけど9と10がわからん!』って言ってて…大丈夫かしら…?」
と心配され、家庭科の先生からは
「平野くん、テストでみじん切りのことを『こじん切り』って書いてたわよ~。」
と笑われ、体育の先生からは
「あいつアキレス腱のこと『アキレツ腱』やと思ってるぞ!」
と報告される紫耀くん。

「紫耀くんあのさあ…」
見かねて声をかけようとするも、
『なになに?』
と無邪気に聞いてくる紫耀くんの笑顔にやられて、何も言えなくなる私。

紫耀くんのおかげで平均点は学年ビリをぶっちぎりだけど、毎日笑いが絶えないクラスが運営されている。





第3位
横山裕関ジャニ∞

高認の資格を取り、晴れて大学に入学した横山さん。教え子とは少し異なるが、同じゼミに所属になった学部生の横山さんに院生として接したい。

年上であるが敬語で話してくる横山さんに私も敬語で話す。
源氏物語についてなら、この論文とかいいと思いますよ!以前教授が私に勧めてくれた本なんですが…。」
『ほんまですか?じゃあちょっと読んでみます!』
手渡した本のページを美しい手でめくり、読み進める横山さん。私は自分の研究をパソコンでまとめながら、横山さんの美しい横顔を確認する。そしておもむろに手帳を開き、今日の日付の部分に『スタンダードもみあげ』と記す。そんな日々。

自分の研究と同時に、念願の『横山さんの左のもみあげ日記』が付けられる幸せなひと時であった*1





第2位
三馬鹿-横山裕渋谷すばる村上信五-(関ジャニ∞

横山さん堂々の二回目の登場である。彼らの担任になって巣立っていく彼らを見届けたい人生だった。

時は三馬鹿中3の冬。卒業式の練習中である。
「…答辞、横山裕。」
(横)『はい!』
返事をして壇上に上がる横山少年。
(横)『…答辞!……ヒナの教科書に落書きをしたのはすばるです!』
ざわつく体育館。アイツ、またやりよったな。
(村)『なんやて!?オレあの落書きのせいで問題解かれへんかってんからな!!』
(渋)『オレだけちゃうし!ヨコも描いたもん!!』
(村)『…まああの絵、見た瞬間誰が描いたか分かったけどな(笑)』
(渋)『やろ♪』
(村)『何どさくさに紛れて笑とんねん(笑)』
渋谷少年をどつく村上少年。
(横)『うわー出たー!暴力反対ー!!』
他の先生陣に促される私。
「……三馬鹿ー!!アンタらええかげんにせんかー!!!!」


(村)『…そんなこともあったなあ(笑)』
「そんなこと?よう言うわ、あのあとアンタらがトイレ掃除やってる間、私は校長先生に怒られててんからな。」
(渋)『それはえらいすんまへん!!』
「謝る気ゼロやな…。」
あれから20年近くが過ぎ、私も彼らも歳をとった。彼らは今を時めくスーパーアイドルをしている。

(横)『ごめんごめん遅なった!課題にてこずって…先生久しぶり!』
「おつかれ!大学はどう?」
(横)『めっちゃ楽しいで!!』
久しぶりに会った彼らは輝いていて、遠い存在に感じた。だが…。
『『『先生ごちそうさまです!!!!』』』
「アンタらはほんま…いっぱい稼いでんのやろうに……」
彼らにとっていつまでも『先生』でいられることに、私は喜びを感じている。

深夜のテンションでキーボードを叩いていることにご了承願いたい。





第1位
Travis Japan-仲田拡輝・川島如恵留・七五三掛龍也・森田美勇人・吉澤閑也・中村海人・阿部顕嵐・宮近海斗・梶山朝日-(ジャニーズJr.)

これは9人ひとくくりで。彼らのダンス部の顧問になって、熱い青春を見守りたい*2

練習をさぼって帰ろうとしている部員を廊下で見つけ、
「ちょっと美勇人くん!みんなちゃんとやってんねんから参加しなさい!!」
と叱咤激励するも、
(森)『今日はだるい』
と帰ってしまう美勇人くん。

部活を覗きに行くと8人はちゃんと揃っている。
(七)『せんせー美勇人はー?』
「参加するように言ったんやけどね、だるいって言って帰ったわ。ごめんね、連れてこれなくて。」
(川)『先生のせいじゃないよ、オレからまた美勇人に言っとくから。』
顧問のフォローまでできる部長の如恵留くんが尊い存在に見える。そんな彼の横でおちゃらけている拡輝くんと宮近くん。買ってきたパンを頬張っている海人くん。お互いにちょっかいを掛け合っている顕嵐くんと朝日くん。黙々と準備運動をしている閑也くん。思い思いの行動をとっているけど、いざ部活が始まると真剣な顔になる部員たちが私の自慢である。

そんな今日の練習も終わりに近づいたころ…。
(森)『お待たせー!』
「美勇人くん偉いやん!ちゃんと戻ってきてんね!」
なんと帰ったはずの美勇人くん登場。しかし、私の言葉にまた不機嫌になり、
(森)『偉くもなんともねえし、ちゃんと出るつもりだったから。』
とそっぽを向く美勇人くん。そこへやってくる拡輝くんと龍也くん。
(拡)『美勇人レッスン着忘れて取りに帰ったんだぜ!』
(七)『だっせ~!!(笑)』
(森)『オイ拡輝言うなよ!!』
という具合で拡輝くんに暴露される、クラブ一のポンコツ美勇人くんであった。

そうこうするうちに今日の部活も終了。ダンス室の戸締りをしていると、私から鍵を奪って職員室の方へ歩いていく閑也くん。
(吉)『鍵片づけておきます。』
周りがよく見えている副部長の閑也くんは、少しはにかんで職員室の方へ走って行った。

うん、今すぐにでも顧問になりたい。





というわけで教え子にしたいジャニーズ5選であった。当初は10選にするつもりであったが、課題の息抜きであるので5選ということで。
トラジャのクラブ顧問は生まれ変わったらぜひ任されたい。
ジャニオタのはてなブロガーさんには、ぜひまた新しいランキングを紹介していただきたい。喜んで読ませていただきます。それでは、深夜の妄想にお付き合いいただきありがとうございました。

*1:私は横山さんの左のもみあげ担である

*2:ほんとは、大学のダンスサークルのマネージャーになりたい

ジャニオタのいとこはジャニオタだという話

Twitterはてなブログのエントリーで、『姉妹でジャニオタ』や『親子でジャニオタ』、『カップルでジャニオタ』、『夫婦でジャニオタ』という表記やそのエピソードを目にすることがある。私の場合、弟がいるのだが、先日、掃除の際に出てきたというエイトの蜂コンのグッズを「担降りしたから。」と手渡された。蜂コンは当時小学生だった弟*1を、無理矢理連れて行ったようなものなので、担降りしたというほどエイトにハマっていたわけではないのだが、担降りという言葉に、なんだか胸が痛んだ。

そんな弟はジャニオタではないわけなので、私は『姉弟でジャニオタです』ということはできないのだが、その代わりに『いとこでジャニオタです』とは胸を張って言える。


いとこは母の弟の子である。母も祖母もあまりミーハーなことが好きではないので、私は突然変異タイプのジャニオタであるのだが、いとこの母が少年隊を経てSMAP担というジャニオタであるので、いとこは大きくその影響を受けている。つまり、いとこは『親子でジャニオタ』カテゴリーに分類される。
そんないとこは、旅行中の車内でHo!サマーを歌い踊るかわいい小学生だったあの頃を経て、時代はK-POPだと少女時代を追いかけはじめたあの頃も経て、いつまでもオタ卒できない私を笑うのかと思いきや、立派なキスマイ玉森担をしている。Jr.のグループを応援するという、当時の私にはあまり理解できなかったオタ活をこなし、晴れてデビュー担として、過去を懐かしみ、今を受け止め、未来に期待するそのいとこの姿を、私は非常に崇めている。どうも懐古の癖がある私は、その点をよくいとこに指摘される。「その先にだってきっといいことがあるよ」と。いとこはまだ高校生である。母親による英才教育の賜物であると思う。
実は勝利くんに担降りした際も、一番に伝えたのがいとこであった。伝えたかったというよりは、伝えやすかったのがいとこであった。「年下にいったそれはなかなかやばいw」と苦笑いされたものの、しばらく雑誌を買っていなかった私にセクゾの部分の記事をくれた。いとこは、担降りを告白したもののなかなかそれを受け入れられない私の心に、そっと寄り添ってくれる存在であった。



現在高校生のいとこであるが、昔は遊んであげている立場だったのに、気づけば立場が逆転し、遊んでもらっていることが多い。今日はキスマイコンのためにアルバムの特典を観る会を開いてもらった。ところが、先日の当落でまさかの落選という切なすぎる事態が起きてしまい、開催の意味を失ってしまっていた。祖父母宅で開催予定だったのだが、祖母も夜ごはんの準備をして待ってくれているとのことだったので、ひとまず思い思いのDVDを持ち寄って鑑賞会をする運びとなった。昼までの仕事を終わらせ、ルンルンで祖父母の家に向かい、野球部の応援からいとこが帰ってくるのを今か今かと待つ私は、祖母に大人げないと諭されたが、好きなものは仕方がない。イケメンの過剰摂取の前に、持ってきていた文献を読み、心を落ち着かせていた。

いとことはジャニオタ的近況報告から行った。基本的に玉森くん一筋のいとこであるが、お兄ちゃんガチャの影響で森田美勇人くんが気になっていると聞いていたので、私の知りうる限りのトラジャの魅力を語り、キスマイのデビュー日が誕生日である吉澤閑也くんのことを、無理矢理頭に叩き込ませた*2。一方、お兄ちゃんガチャの録画を観る前に家族に消されてしまったせいで、機会を逃し続け、1話も観ていない私にその魅力を語ってもらった。しかし、マッチさんコンサートin大阪に行こうという誘いは断られた。「マッチさんよりもりみゅより玉ちゃんに会いたいもん!」そりゃそうだ。


近況報告から本日のメニューを決めた。
・KIS-MY-WORLD特典DVD
・プレゾン2015楽屋トーク(トラジャ)
・セクゾ2014夏コン
・滝CHANnel
キスマイワールドはいとこ厳選のいいとこ取りで、楽しく鑑賞することができた。それにしてもBrand New Worldのマルチアングルはエイトに見習ってもらいたいぐらいの『これぞマルチアングル』というものであった。マルチアングルは千賀くんを観てからの横尾さんがただただ愛おしすぎた。Brand New Worldのサビの振りは、千賀くんの部分まで完璧にしたのにコンサートで観られないのが残念すぎる。あとは、宮玉ユニットへのお題がシュールすぎて、シュールを一周して大笑いしながら観たのが楽しかった。「玉の輿の一発芸をやるためにジャニーズに入ったわけではない」と嘆く玉森くんに、「大丈夫オレだって…でもオレにはこの道しかないんだ」と笑顔で返す宮田くん…切ない。キスマイの人気コンビがDVDを観るだけでよくわかる特典であった。
プレゾンの楽屋トークは、トラジャを詳しく知らないいとこには新鮮だったようで、「素でしゃべってる七五三掛くん初めて」「仲田くん?おもしろい」と、ようこそこちらの世界へ状態であった。「もしかして吉澤くんってあんまりしゃべらない?」と、この楽屋トークを観ただけで感付くいとこには、さすがとしか言えなかった。
セクゾの夏コンは一人で観る気になかなかなれず、封さえ開けていなかったことを伝えたところ、見かねたいとこが一緒に観ようと行ってくれた。本当にどちらが年上なのやら。途中で夕食を挟んだのだが、高橋海人くんの『カイ、頑張る』がジワるけどかわいいという夕食中の話題から、海人くんを見つけたときにどちらが早く『カイ、頑張る』と海人くんらしく言えるか勝負というものが開催された。いとこがあまり玉森くんにデレないので、私も大人しく勝利くんを観ていたのだが、「顕嵐ちゃん!」「颯くん!」「カイ、頑張る」「森継さん!」とあまりにもJr.にやいやい言うので「誰担やねん」とツッコまれてしまった。勝利くんには心の中で黄色い声を上げていた。今年の春コンDVDも、ぜひいとこに一緒に観てもらおうと思う。
滝CHANnelはちょうどトラジャ出演回であったのをいいことに、まだ観ていないといういとこに、私のうるさい解説付きで観てもらった。『何の罪かな?』が頭から離れない。存在が罪だ。



というわけで、いとこと散々楽しみ、祖母のおいしい料理を食べ、幸せなひと時を過ごした。祖母のむいてくれた桃を食べながらのイケメンの摂取ほど贅沢なものはない。そしてその楽しい時間を共有してくれるいとこには、毎度毎度感謝である。

そんな本日の会は、スマスマが始まる前に帰ろうという健全なジャニオタらしい終わり方をした。
ジャニオタのいとこがジャニオタである『いとこでジャニオタ』。私の場合はこんな感じである。









最後に…
本エントリーでも少し触れましたが、2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLDの大阪公演(8/29・8/30・8/31)のチケットを2枚で探しております。玉森担のいとこと、当方が入らせていただきます。定価+手数料しか出せませんが、お譲りいただけた際は全力で楽しませていただきます。もしお譲りいただける方がいらっしゃいましたら、当方Twitterアカウントまでご連絡いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

*1:亮ちゃんのことを「めんどくん」と呼んでいた

*2:閑也くんは最近の私の癒しである

有島武郎『一房の葡萄』の「僕」が川島如恵留っぽくて好きだという話

私生活とジャニごと。どちらも夏に向けての追い込みが始まった。あともう少し踏ん張れば、楽しいたのしい夏がやってくる。


7月1日にプレゾンDVDとセクゾの新曲『Cha-Cha-Cha チャンピオン』が発売された。
どちらも待ちに待った作品で、特にプレゾンに関しては、私の入った初日公演の模様が特典として入っていたため、発売の喜びはひとしおであった。
セクゾの新曲の特典はまだ鑑賞できていない状態が続いているが、プレゾンを楽しむ電車での時間は、癒しと活力の源となっており、おかげで日々、ハッピーハッピーラッキーなジャニオタライフを過ごさせていただいている。



そんなハピラキな私だが、普段は古典文学を筆頭に、文学作品や児童文学に関わる機会が多い環境にいる。今はまだ必要に駆られて読むという、受動的な摂取という形が多いのだが、文学の楽しさを今さらながらに気付き始めている。中高時代、はたまた学部時代に及び、読書といえばドル誌だけだったことを少し後悔しながら。

2、3日前より有島武郎の作品やそれらに関する論文を読んでいるのだが、今日読んだ『一房の葡萄』が、久しぶりに三馬鹿『おてがみ』のような事態を生み出してしまった。

一房の葡萄』に出てくる「僕」が、ジャニーズJr.、Travis Japanの川島如恵留くんとそっくりなのだ。

一房の葡萄』自体は過去に読んだことがあったが、有島武郎の生い立ちなどを踏まえ、じっくり読むのは初めてであった。作家論等を読んだ上で、この作品の「僕」が、有島武郎の幼少期の経験によって生まれていることを念頭に置き、心機一転読み始めたのだが、「僕」の性格や置かれる環境、あふれるセレブ感がTravis Japanの彼でしかない。如恵留くんでしかないのだ。
読み返せば読み返すほど、『まだジャニーズに入る前の幼き如恵留くんが、とある過ちをきっかけに、愛と罪についてを子どもながらに知った話』なのである。太字でそっくりだと書いたが、『私の想像の中の幼い如恵留くんにそっくり』という言い方の方が正しい。文章の最後の「大理石のような白い美しい手はどこにも見つかりません。」の後には、『でも、その白い美しい手の代わりに、僕は8人の仲間を見つけたのです。』という文章が続いているように見えてくるのである。二次創作的なものは好まないのだが、暑さに思考がやられたのか、非常に危険な段階までに行き着いてしまった*1


これはあくまでも私のイメージの如恵留くんが「僕」と一致したというだけなので、『こんなの如恵留くんじゃない』と如恵留くんファンの方には怒られるかもしれない。如恵留くんファンだけでなく、こんな読み方をしたら、作品のファンにも怒られる。しかし、メンバー8人をまとめ上げる眼差しや、風格の形成は、幼少期の様々な素敵な経験があってのものだと感じている私は、どうしてもこの作品のような経験をしていそうだなという妄想や、そんな経験をしておいてほしいといった願望を持ってしまった。
如恵留くんの幼少期のエピソードなどは詳しく知らないのだが、ほっこりするような如恵留くんエピソードがあれば、ぜひともご教示いただきたい。





《簡単な補足》
有島武郎(1878~1923)
幼少期、横浜のミッションスクールに通い、学習院予科へ移る。当時の皇太子(大正天皇)の学友に選ばれる。後に札幌農学校に進学し、新渡戸稲造に出会う。キリスト教へも入信したが、ハーバード大学在学中に、日露戦争が勃発すると、信仰に疑問を抱き、教えを乞わなくなった。父と妻を亡くしたことをきっかけに、作家生活を本格化させていった。白樺派。作品『一房の葡萄』の初出は「赤い鳥」1920(大正9)年8月号。自身がミッションスクールで経験・体験したものを取材した作品。

一房の葡萄』は青空文庫から読めるので、興味のある方はぜひ。
有島武郎 一房の葡萄

*1:とりあえず、「僕」がヒロキ(仲田拡輝くん)と出会うところまでは脳内で話を展開した

七夕に中島健人を〜健人くんに和歌を詠んでほしい話〜

七夕はいつも曇り。

7月7日に澄んだ空を見られた記憶はあまりない。それもそのはず、絶賛梅雨の時期だからである。七夕のあった文月(ふみづき・ふづき)の季節区分は秋である。旧暦の感覚は今の暦に約2ヶ月弱プラスすると掴みやすい。そう考えると、今の7月7日が七夕に不向きなのがなんとなく理解できる。

 
それでも、人は-少なくとも私は-7月7日に空を見上げずにはいられない。
メルヘン思考を持つ私は、一年に一度しか会えない、天の川で隔てられた織姫と彦星が無事に会えるようにお祈りするし、同時にジャニオタである私は、いい席で勝利くんに会えますようにと短冊に書く*1。後者はただの欲でしかないが、前者に関しては、純粋に七夕の伝説に想いを馳せた願いである。
 
 
 
そんな七夕に相応しいキラキラアイドルが中島健人である。
健人くんほど、こんなロマンティックな話を好む人はいないだろう。LOVEの風を吹かせたり*2、年上の女性に想いを馳せたり*3するような彼である、間違いない(最近は毎日が2人の記念日になっているが*4)。
 
健人くんから紡ぎ出される言葉は、笑ってハイハイと流してしまうこともあるが、実に詩的であり、また、それを受け取る側に印象付けられるような、適切な言葉選びがなされたものであると、ふとした時に感じる。
私の中では、健人くんは光源氏在原業平と同じような存在である。源氏も業平もどちらもプレイボーイだが、そういうことが言いたいのではなく、源氏や業平が和歌で多くの女性の心を動かしたように、健人くんはその言葉でジャニオタの心を動かすことができる存在なのである。
ちなみにセクゾのメンバーを六歌仙で例えると、健人くんが業平*5、風磨くんが文屋康秀*6、勝利くんが僧正遍昭*7、聡くんが
大友黒主*8、マリウスくんが小野小町*9である。これらは、紀貫之による仮名序での六歌仙評によるものではなく、私がそれぞれの歌人の作品から感じた上での割り振りなので、悪しからず。余った喜撰ごめんよ。
 
さて、話を戻してこよう。タイトルには和歌と書いたが、私はそんな健人くんに短歌を詠んでほしくて仕方がないのだ。グループにはすでに俳句詠み*10がいるが、五・七・五の十七文字とはまた違った魅力を持つ、技巧を凝らして感動や想いを三十一文字に込める短歌の世界が、健人くんにぴったりのように思えるからだ。健人くんには、ここぞというところで、あのキラキラキラースマイルを放ちながら、短歌を一首詠んでもらいたい。俳句詠みと短歌詠みがいるグループ、Sexy Zone。どうだろう?健人くん及び事務所には、ぜひぜひ検討していただきたい。
 
 
 
最後に、古今和歌集から七夕の歌を一首、健人くん風の超訳とともに紹介し、今回のエントリーの結びとする。
 
恋ひ恋ひて逢ふ夜は今宵天の河 霧立ちわたり明けずもあらなん(詠み人知らず)
 
 
 
ただ一途に君を恋い慕い続けて、とうとうこの日がやってきたよ。それなのに、君と結ばれる夜は今宵ひと夜きり。せめて今宵は、天の川にセクシースモークが立ち昇って、このまま夜も霧も明けずにあってほしいと願うよ。

*1:地元のスーパーの笹に飾られており、大変恥ずかしい

*2:LOVE風

*3:ディア ハイヒール

*4:カレカノ‼︎

*5:心のままを歌った歌風

*6:場を盛り上げるような技巧が多く含まれた歌風

*7:情感溢れるものから物事を客観的に捉えたものまで、幅広い歌風

*8:地域の特性や豊かさをおおらかに表現した歌風

*9:しなやかさを持った、美しく儚げな歌風

*10:勝利くん

ゲームセンターにジャニーズの曲でプレイできるリズムゲームを作ってほしい

ひとつ前のエントリーでは私のジャニオタヒストリーを紹介したが、一時期ジャニーズ以外でハマっていたのが、ゲームセンターのアーケードゲームであった。
その名も『初音ミク Project DIVA Arcade 初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone 公式サイト』。

以前から太鼓の達人ポップン等、ゲームセンターの音楽ゲームが好きだった私は、かわいらしい映像の中、音楽ゲームを楽しむ友人を見て、さっそくゲームの曲を覚え、挑んだ。見事にハマり、最終的には友人のレベルを悠々と抜き、かなり引かれた(笑)。


このゲームの優れた所は、何曲遊んでも腕が疲れることがなく、また4つのボタンで簡単な操作ができる点である。太鼓の達人は楽しいが、4曲もプレイすれば翌日の筋肉痛が免れないし、ボタンが8つのポップンは、操作が難しく感じていた。このそれぞれの中間に位置する、いいとこ取りのDIVAが、私にはちょうど良かった。
先日ゲームセンターで見かけた際に、久しぶりにプレイをした。月日が流れ、いつの間にか新しく矢印のアイコンが出現するようになっていたようで、プレイ中にそれを知り、ボタン操作ができず、あっさりゲームオーバーになってしまったが。動画サイトで矢印アイコンの操作の方法を学んだため、後日またリベンジしようと思う。




さて、常々思っているのが、
ジャニーズ楽曲でリズムアーケードゲームを作ってほしい
ということである。
映像をPVやライブ映像、はたまたそのゲームのために撮り下ろしたオリジナルムービーにすれば、ジャニオタホイホイである。プレイのためのICカードが各グループ分あれば、好きなグループのカードで楽しくプレイができる。プレイで一定のポイントが貯まるごとに称号が得られたり(ex.関ジャニ∞の楽曲を一曲クリア→『新米eighter』の称号をゲット等)、アイドルたちからの特別ムービーが観られるなどの設定があれば、まさにジャニオタホイホイである。
リズムゲームが苦手だったり、映像をじっくり観たい人のために、鑑賞用プレイなどの機能もあればなおいい。定期的に数曲ずつ、リクエストで多かった楽曲が増えていけば、ゲームにも飽きが来ない。ジャニオ…(略)。
一見ジャニオタ向けだが、ゲームをしっかり作り上げ、高難度のものも用意すれば、ジャニオタだけでなく、リズムゲームファンにも親しまれる素晴らしいゲームになりうる。私がDIVAでそうだったように、もっと他の曲をプレイしたいという理由から、新しい楽曲を知っていく機会になり、新規オタの獲得にも繋がりうる。
どうだろうか、事務所関係者各位!私の案を通していただけないだろうか!?!?!?!?



まあ、派閥や、レコード会社が異なったりで無理なのは承知です。



以下、私のiPodから、こういう楽曲はゲームに向いているのではないかというものを、用途別で挙げてみた。ここから先は全くの妄想である。そして、私のiPodに入っている曲なので偏りがあることをどうかご了承の上読み進めていただきたい。いざ。




〈1〉ジャニオタなら文句なしの楽曲
アンダルシアに憧れて/近藤真彦
 ジャニオタなら誰しもが知っているこの楽曲。バッチリ決めたい。
愛のかたまり/KinKi Kids
 前奏から鳥肌が立つ。キンキはこのカテゴリーに入る楽曲が多いように感じる。
夢物語/タッキー&翼
 こんなに愛されてリズムゲームにふさわしい楽曲があっていいのだろうかと疑いたくなる一曲。
勇気100%/光GENJIYa-Ya-yah・NYC・Sexy Zone
 みんな大好き勇気100%。うっかりプレイのタッチを忘れてサビの振りをしたくなる。

他グループ担でも分かる、言わずと知れた名曲であれば、プレイも楽しめるであろう。



〈2〉ポップなメロディーでゲームのプレイにふさわしい楽曲
チェリッシュ/NEWS
 テンポがちょうどよく、楽曲を楽しみながらプレイができる。
Monster/嵐
 緩急があったり調子の変わるリズムに注目。
ノーマター・マター/KAT-TUN
 メロディー、ビートボックス、ラップ等様々な音を感じて、あっという間にゲーム終了。何度もプレイしたくなる。
ウィークエンダー/Hey! Say! JUMP
 ぜひとも土曜の夜にプレイしたい楽曲。最高に刺激的。

ここに当たる楽曲は他にも、
ダイナマイト/SMAP宙船/TOKIO抱いてセニョリータ/山下智久One day in winter/関ジャニ∞Ready Go/Hey! Say! JUMPChau#/Hey! Say! JUMPKing & Queen & Joker/Sexy Zone
等、枚挙に暇がない。



〈3〉映像を楽しみたい楽曲
Can do!Can go!/V6
 V6兄さんの曲ではあるが、Jr.黄金期バージョンのPVとV6バージョンのどちらの画面にするかが選択可能。
REAL DX/タッキー&翼
 ついに10周年東京ドーム公演を蔵出ししたものが公開。プレイするたびに別アングルバージョンが流れ、メインのタキツバはもちろん、自担探しができる楽曲。

リアデラに関してはただの私の願望であるが、この2曲は鑑賞モードで楽しみたい。



〈4〉鉄板デビュー曲
あえて列挙はしないが、それぞれのグループのデビュー曲は押さえておきたい。True Heart/タッキー&翼はバラードであるが、ぜひ入れておいてほしい。



〈5〉電波曲
BANG!BANG!バカンス!/SMAP
 プレイに盛り上がりすぎて、タイミングより早くボタンを押してしまわないように気をつける必要がある。
棚からぼたもち/舞祭組
 きっとあなたもガヤキタタマのC&Rを全力で叩きたくなるはず。ボタンの叩きすぎ注意。
ぶつかっちゃうよ/Sexy Zone
 勝利くんと一緒にきゅんきゅんできる楽曲。サビのスピード感がいい。
ズンドコ パラダイス/ジャニーズWEST
 プレイした後はしばらくズンズンドッコズンズンドッコが脳内を抜けないおそれがある。
Oh! アイドル!/愛追I隊(Hey! Say! JUMP)
 たなぼた同様、C&Rでボタンを叩きたくなる楽曲。僕は洗濯物。

等々…。電波曲はテンポがいいため、リズムゲームにもってこいである。



〈6〉難易度の高い譜面でプレイしたい楽曲
/関ジャニ∞
 疾走感あふれる楽曲。大サビ前の間奏で一度ゆったりするが、そこからラストに向かってドーンとスパートがかかる。
Luv Sick/Kis-My-Ft2
 第六感を解放しないとクリアできない難易度に立ち向かおう。
LIPS/KAT-TUN
 バンドの疾走感と共に駆け抜ける、複数のメロディーアイコンについていけるかが勝敗のカギとなる。
Hustler/中山優馬
 長押しアイコンと迫りくる複数のメロディーアイコンによる複雑なステージを、優馬くんの歌声と共に堪能できる。

ラスボス感漂う楽曲には難しい譜面を、という考え。$10/SMAPDye D?/関ジャニ∞僕はVampire/Hey! Say! JUMPCan't stop/ジャニーズWESTはリズムに特徴があるため、こちらも難しい譜面でプレイしたい。



〈7〉Jr.楽曲
未音源化の彼らの楽曲も、カメラワークバッチリの撮り下ろし映像で楽しめる。最近のもので行くと、愛は味方さbrother勝つんだWIN!ガムシャララ等。Jr.楽曲は張り切ってリクエストしていただきたい。個人的リクエストはYa-Ya-yahIkujinashi



〈8〉期間限定ユニット楽曲
青春アミーゴ/修二と彰
 メインもバックも含め、PVの若い彼らを楽しめる楽曲。
ファンタスティポ/トラジ・ハイジ
 こちらもPVとセットで楽しめる楽曲。太一くんの古くさく柔軟性のある*1ダンスに注目。
フィーバーとフューチャー/GYM
 期間限定の謎のユニットの楽曲でフィーバーしよう。たまにこういうことをしてくるから侮れない。
Now and forever/舞闘冠
 滝沢監督が新たに撮り下ろした、ゲーム限定のオリジナルPVを用意。当時よりもさらにダンススキルを磨いた彼らに集中したい方には、鑑賞モードを薦める。

他にも、愛しのナポリタン/トリオ・ザ・シャキーンMONSTERS/THE MONSTERS、鏡花水月/The SHIGOTONIN等、ああこれこれ!懐かしい!!という楽曲もある。



〈9〉個人的に入れておきたい楽曲
星屑のスパンコール/少年隊
 スローテンポのため、ゲームには合わない楽曲だが、歌詞に酔いながらいい気分でプレイができる。
私のオキテ/チキンバスケッツ
 最高にかわいいダニーちゃんを筆頭に、チキンバスケッツのみなさんにちやほやしながらテンション高く楽しめる。今回のために再結成し、PVを撮り下ろしてくれた。
Guys PLAYZONE/ジャニーズ
 臨場感あふれるサウンドと、躍動感あふれるダンスを同時に楽しめる楽曲。
CANDY ~Can U be my BABY~/中島健人
 ラブケンティーと叫びながらプレイしたい。ちなみに映像は、少クラより神宮寺くんのキャンディー飛んでっちゃった事件の別アングルバージョン。神宮寺くんの頑張りと、顕嵐くん宮近くんのダンス、最高に甘い健人くんのパフォーマンスに釘づけ間違いなし。
Dial Up/NYC boys
 I can't say it, yeah!!はフルサイズでお届けする。

自身に思い入れがあるため、プロデューサー権限で採用された楽曲。Dial Upは現在、私のiPod上で一番再生数が多い、この一年で一番よく聞いた楽曲である。





以上、今回挙げただけでも50曲近くあった。ここまでノリノリで妄想していると、実際にゲームセンターに行けばそんなアーケードゲームがある気がしてくる。が、ないものはない。
そんな夢のあるゲームがいつか完成する日を夢に見ながら、テレ東音楽祭や少クラを観て今夜は過ごそう。

*1:中居くん、剛くん談

私のジャニオタ履歴書

先日、レンタルビデオ屋さんのクーポンが出ていたので、CDを借りに行った。昨今のCDが売れないという風潮を助長するような気がするので、できるだけCDは購入したいと考えているのだが、さすがにジャニーズ全般を買い始めると厳しいのが現実。アイドルのみなさんには頭を下げ、レンタルで賄える分は利用させていただいている。レンタルで賄えているうちはまだセーフだ。昨年、その私のセーフライン(こんな言い方もどうかと思うが)を越え、レンタルから卒業したのがSexy Zoneであった。

目当てのものをゲットし、家族がまだ店内をうろうろしているのを待っている間に、私にとって、思い出深いアイドルユニットを見つけた。ハロープロジェクトBuono!である。Buono!は私が高校時代にハマっていたアイドルユニットである。懐かしい、ロッタラロッタラ。後ほど検索したところ、Buono!はまだ活動している模様。離れてからベストアルバムが出ていたようで、大量のジャニーズのCDと一緒に、レンタルして帰った。
…これが罠であった。久しぶりにBuono!を聞くことで、私の懐古癖が過去の記憶の扉を開きにかかった。
 
前置きが長くなった。今回は、最近流行りの記事に便乗して、私のジャニオタヒストリーを書いてみたいと思う。
 
 
 
 
 
1.無知の時代
私は『アイドル』という言葉をよく知らない子どもであった。『アイドル』とは女性に向けてのみ使う言葉だと信じて疑わなかったし、小学生の私にとっての『アイドル』はモー娘。ミニモニ。でしかなかった。
ジャニーズについてはもっとよくわかっていなかった。ジャニーズとSMAPというグループがあると思っていた。USOジャパンや学校へ行こうも観ていたが、そこに出ている彼らは『芸能人』でしかなかった。
出演陣よりも番組の内容重視で、ドラマは大人が観るものだと思っていた私は、『南くんの恋人』を観る弟をマセた子だなと横目で見ていた。南くんが二宮くんだとはつゆ知らず。
ジャニーズを知り出してから、幼稚園年長さんの運動会で踊った曲は『WAになっておどろう』で、小学4年生の体育の時間に、準備運動で使われていた曲が『フラワー』であったことに気づいた。ヒット曲ですら、この状態であった。
 
 
2.なんとなく認識
さて、やってくるのがごくせん(2期)ブームである。中学受験のために学校を休んでいた約1週間のうちに、クラスの女子の話題は、『竜派?隼人派?』になっていた。3話から急いで観始めた。クラスの子が持ってくるドル誌を覗くものの、不良(を演じている彼ら)には特に惹かれなかった。クラシックバレエを習っていたため、メルヘン思考が常につきまとい、絵に描いたような王子様が私の理想であったからである。その王子様とコッペリアの結婚の踊りを踊るのが今でも私の夢である。
それはさておき…。ある日のこと、友達とお泊り会をしたときに、一人の子がMステを観たいと言い出した。(Mステ?しんちゃんのあとにやってるやつかな?)私にとっての当時のMステの感覚である。どうやら彼女の目当ての人が出るらしい。「なんて人が出るん?」NEWS!(…真面目な人達なんかな?)こうしてやってくるMステのオープニング。出てきた彼らは…
 
あ、ごめんNEWSちゃうわ、関ジャニ∞や。
 
私とエイトとの出会いはこのような形で取り持たれた*1。「違うん?」あ、でも好きな人は出てるで!…この人!!「……」ぴよちゃんぴよぴよー♡友達がぴよちゃんと呼ぶ『好きな人』とは内くん。関西弁の変な曲*2を歌う『かんじゃにえいと』とテンションの上がる友達を交互に観ながら、その時間は過ぎて行った。
 
学年が上がるごとにジャニーズに恋する友達は増えていってはいたが、小学生の私は今一つその魅力を分かっていなかった。王子様か、同じ学年の某くんの方がずっと魅力的だった。
 
 
 
3.ぜんぶ女子校のせいだ!~中学校編・タッキーとの出会いとエイトの存在
小学校を卒業し、地元から少し離れた私立の中学校へと通い始めた。すぐに気の合う友達もでき、電車通学も次第に慣れていった。ほぼ女子校に近い環境に6年間身を置くと、節の名前に挙げた、ヤマダ氏の『ぜんぶ女子校のせいだ!』という事態が起きる。
ぜんぶ女子校のせいだ!

ぜんぶ女子校のせいだ!

 

 仁亀論争は根強く残っていたし、山P、内くん錦戸くんも人気があった。クラスの半数以上がジャニーズに興味を持つ、もしくは熱を上げている状態であった。

少ないお小遣いでやりくりする必要のあった私は、クラスの話題についていけるように、ドル誌の立ち読みをするようになった。その日も、私は地元の本屋さんに足を運んでいた。少し曇った日のことであった。ドル誌のコーナーで、私はとある雑誌の表紙を飾る人と、目と目ビビッとエレクトリック*3したのである。

 

これは…誰?もしかしてもしかすると私の王子様!?!?

 

絵に描いたような理想の王子様がそこにいた。何かに取り憑かれたかのように、2005年5月号のduetを手に取り、レジへ足を運んでいた。帰宅し、王子様のページを熟読した。王子様は5thシングルの発売を控えていることがわかった。その日のうちに、今年の誕生日プレゼントにはタッキー&翼の『仮面/未来航海』が欲しいことを家族に伝えた。

本屋で出会ったのは、タッキー&翼滝沢秀明さんであった。こんな書き方をすると翼に失礼だが、本当にこのときはタッキーしか目に映っていなかったように思う。

 

翌日から、私はタッキー宣伝部長になった。「見て!この人滝沢秀明って言うねんけどな…」

みんな当たり前のようにタッキーを知っていた

当たり前といえば当たり前である。だが、突然扉を開けた私にとって、世間一般の認知度など知る由もなかった。(みんなタッキーを知ってたん?なんで教えてくれなかったんや…)少しの嫉妬を感じつつも、私は毎日飽きることなくタッキーについて語った。そんな日々が楽しかった。

 

 

私が滝沢担としてクラスにも認識されてきた頃、内くんの件があった。詳細を書くことは控えるが、この約1か月後、私は内くんが好きだったあの友人と最後のお別れをした。後悔と憤りと悲しみと様々な感情が私の中をよぎり、あの変な歌でしかなかった大阪レイニーブルースは、歌詞の内容も相まって、心から離すことのできない曲へと昇華された。

内くんがいなくなったNEWSと関ジャニ∞をぼんやり見ていると、ずっと隣にいた人をなくした亮ちゃんの気丈さが切なく映った。「亮ちゃんが頑張っているから私も頑張る。」自分を奮い立たせるために亮ちゃんの活動、特に関ジャニ∞の仕事を追いかけるようになった。私のエイトの入りは内くんであり亮ちゃんであった。

 

当時のエイトの活動といえば、テレビは『ほんじゃに』、『∞のギモン』、『スカJ』といった深夜のレギュラー番組に、少クラやNHKの歌謡番組に出演するといった形で、どちらかといえばラジオがメインだったように感じる。MBSでやっていた『聞くジャニ∞』は、毎週メンバーのうち2人が出演し、むちゃぶりな企画に奮闘し、着地点の見えないトークを繰り広げていた。この番組が私は大好きだった。当時はネット環境を使うこともなかったため、毎週土曜日に新聞のラテ欄の『聞くジャニ〇×〇』を見て(〇×〇にはメンバーの頭文字が入る)、その日のメンバーを知るのが楽しみであった。

エイトのおもしろさをラジオで知り、『ミューパラ』、『通信』、『レコメン!』、『男前を~』と聞くラジオを増やしていった。『レコメン!』のガチンコでメンバーに電話をかける企画も大好きで、平日半ばの夜ふかしのせいで、金曜の朝は起きるのがつらかった。

 

元気をもらうために開いたエイトの扉の先で、私はメンバーの様々な魅力を知った。そして滝翼の応援の片手間で、エイトも応援するようになった。グループの人数が多いからか、気づけばエイトばかりになることもあったが、「一番はタッキー、二番は〇〇(時期によってここに入るエイトのメンバーは異なった)」が私の口癖だった。

中3の終わり頃には二番が横山さんで落ち着いており、当時、私は横山さんのことを『師匠』と呼んでいた。現在エイトの『師匠』といえば渋谷さんであるため、SNS等で横山さんを当時のように『師匠』と呼ぶことはない。

色白で美しく、タッキーと引けを取らない容貌を持つにもかかわらず、トークの切り返しが素晴らしい横山さんに、『弟子入り』したくて仕方がなかった当時の私は、横山さんを『師匠』と(勝手に)慕い、毎週のようにレコメン!にその旨をメールした。もちろん一度もメールが読まれることはなかったが。

 

 

私が中学生の頃にCDデビューをしたのはKAT-TUNとJUMPであった。自身がジャニオタとして初めて体感したKAT-TUNのデビューは、それはそれはすさまじいものであった。同じ時代に生きられてよかったと感動するほどのもので、この感動は、やはりまだ塗り替えられてはいない。今でもReal Faceのイントロが流れると、当時のことが思い出される。

 

あの無知であった小学生の頃とは打って変わり、中学生の私は、第1第2日曜日は少クラにウキウキし(途中から少プレも)、中3でおこづかいが月3000円になった頃には、ドル誌月4冊買いのジャニオタへの道を歩き始めたのであった。この頃はコンサートも友達任せで、誘われれば飛び跳ねて出向き、1ツアー1公演が幸せであった。中学生らしい茶の間ファンが楽しかった。

 

 

 

4.ぜんぶ女子校のせいだ!~高等学校編・アイドルになったらタッキーに会える?

〈1〉ジャニオタが恋をした

高校生になった。とはいっても中高一貫校に通っていたため、形ばかりの卒業式と入学式を済ませ、いつもと変わらぬコースメンバーで、『JK』という言葉の響きに酔いしれていた。中3の冬から有閑倶楽部ロスを負っていた私は、この頃、香椎由宇さんが演じていた白鹿野梨子の髪型をしていた。クラスでのあだ名は野梨子であった。この頃になると、ジャニオタを卒業する友人が増え、八乙女光くんを応援していた親友も、現実を見始めていた。

 

中学3年間ジャニーズに染まっていた私は、新しい刺激を求めていた。今でも私の人生のバイブルとなっているのだが、私は「高校生になったら『天使なんかじゃない*4』のような学園生活を送るんだ」と夢に描いていた。主人公の翠となんとなく性格や境遇が似ていた私は、「翠になる!」と意気込み、パンツ丸出し事件はさすがに起こさなかったが、生徒会に立候補し、無事に当選した。

私の学校は行事と部活は男女一緒に行うというスタイルであったので、生徒会は男子生徒もいた。小学6年生ぶりの、異性との接触であった(実際こんな感覚であった)。初めて家族以外の男性で、メアドを交換してアドレス登録をした先輩に、さっそく私は恋をした。女子校のような環境で過ごした私は、ふとした優しさに弱かった。親睦会の日程にと言われた日がバレエの発表会であったため、参加が難しいと送ったメールに、『そうか、バレエやってんねんな!発表会頑張って(^_^)』と返信が来た。恋に落ちたぜんぶ女子校のせいだ!!

 

その人は嵐の相葉くんに似ていた。キャラも『相葉ちゃん』だった。恋をした私は嵐の番組を観るようになった。実に単純である。生徒会の定例会があった月曜日は、『嵐の宿題くん』の放送もあったため、私は月曜日が大好きであった。初めは先輩主体で観始めた嵐の番組であったが、次第にメンバーの性格を知っていくにつれ、嵐が観たいからテレビを観るようになった。ちなみにこの相葉くんにそっくりな先輩とは、私の熱烈なアピールもむなしく、学校1美人と言われる先輩とお付き合いをされ、何事もなく終わった。

 

 

〈2〉スカート、ひらり事件

話は少し中学の頃に戻るのだが、『∞SAKA おばちゃんROCK』でエイトがMステに出演したときに、ちょっと不快感を覚えるアーティストが出ていた。それはMステ初出演だったAKB48であった。倫理に触れそうなパフォーマンスと、なんか微妙な歌唱力…私の方が上手く歌える、なんて正直なところ思ってしまった。そんなことを忘れかけてきた頃、翌週のレコメン!内での出来事であった。

 

横山:…それでは聞いてください、AKB48で『スカート、ひらり』。

 

えーーーーーーーー!!!!横山さんがあのグループの曲をかけたあ!!!!

当時中学生の私は、台本を読んだのではなく、横山さんがMステであの曲を気に入って、レコメン!でかけたのだとばかり思っていた。悲しかった。横山さんは私が微妙だと思ったものを気に入っていたのかと。しかし、私はめげなかった。とんだ勘違いであるが、アホな私は、「師匠が好きなものは私も好き!」とさっそくレンタルショップに足を運んだ。スカひらはインディーズだったためか、なかなか見つけることができず、店員さんにタイトルを言って場所を教えてもらったのがとても恥ずかしかった。

レンタルして聞いてみて、やっぱり歌は私の方が上手いかもしれないと思ったが、癖のあるメロディーや歌詞にだんだん惹かれて行った。そして、最高にアホな考えに辿り着いた。「もしかして、アイドルになったらタッキーに会える?」

 

というわけで、私は高校生の間に何度かオーディションを受けた(笑)。ホリプロやヘキサゴンの山田親太朗さんの相方…など、大手ばかりを受け、書類審査さえ通りもしなかった。唯一受かったのは、地元のミュージカルのオーディション。初めていただいたのは『ダンサーの枡実乃里』役である。

ドル誌よりもオーディション誌を読むようになり、女性アイドルの研究もした。その結果、嫌悪感を抱いたAKBや、ヘキサゴンのPaboにもハマり、友達の影響もあって、冒頭で述べたBuono!に熱をあげた。AKBは現在JKT48に所属する仲川遥香ちゃん、Buono!夏焼雅ちゃんが推しメンであった。高校時代の私の写真を見ると、だいたいセンターで同じような角度で写っている*5

こんな浅はかな気持ちでアイドルが務まるわけもないし、そもそも、こんな下心でアイドルをしている方がいたら、私は全力で非難する。私の高校時代は『アホ』という言葉だけで話がまとまる。

 

 

〈3〉ハマったアイドルが年下

さて、上記以外に応援していたアイドルがいた。韓国のKARAである。これも友人の影響ではあるが、教えてもらって以来、毎日動画を観るほどハマった。高3の時には有志で『コーヒープリンセス2号店*6』というグループを結成し、文化祭や卒業ライブでダンスのコピーを披露するほどであった。私はKARAのジヨンのファンであったが、なんとこのKARAのジャイアントベイビーは私よりも年下であった。ジャニーズであれ、女性アイドルであれ、アイドルは年上だと思っていたが、いつの間にか、アイドルは同年代となっていた。そして、少しずつ、そのアイドルたちは年下になろうとしていた。夏の高校野球の球児たちの年齢に近づき、重なり追い越していくあの感覚を、初めてアイドルで体験したのである。ジャニーズでは勝利くんがそれであるが、女性アイドルの初めては、ジヨンであった。余談ではあるが、嵐の宿題くん劇団ひとりさんへの好感度が上がったのは言うまでもない*7

 

 

〈4〉ジャニーズから離れる

アホな日々を送っていたが、私も高3になると、受験のために様々な欲を断ち切った。ジャニーズは滝翼以外の雑誌やCDの購入、テレビの視聴等すべてをやめ、受験生としての日々を過ごすようになった。高2の頃に散った恋の矛先は、一緒に生徒会を運営していた横山さん似の別の先輩へと変わっていたが、高3の春に想いを告げたものの、曖昧な関係でいた。面倒見のいい先輩は、休日に勉強を見てくれたりしたので、ジャニーズがなくとも、なんだかんだやっていられた。ああ、ここでオタ卒ができかけていたのにね…。

 

 

 

5.ぜんぶ女子校のせいだ!~大学&大学院編・SNSの魔力

〈1〉普通の女の子を目指す

晴れて大学生になった私は、この期に及んでアイドルになろうとしていた。NMB48の2期生オーディションに応募するために、専用の履歴書に必要事項を書いて、審査が通った時のことを考え、カラオケでAKBの曲を練習して…。

大学に入学してすぐの日々の忙しさに追われ、締め切り日までに書類を送るのを忘れた。これはかなり悔やんだが、悔やんで悔やんでしょうがなく現実を受け止めた。その1週間後、先輩に「私って先輩の彼女ですか?」と大胆な質問を投げかけ、曖昧な関係に終止符を(無理矢理)打った。

(私は彼氏がいるから今はアイドルにはなれないねん♪)というわけで、初めて勝ち取った彼氏に勝手に全責任を押し付け、彼だけのアイドルになることを決めた。大学の初めの2年間はジャニオタというよりもどちらかといえば、KARAの方に夢中で、第2外国語に韓国語を選び、ファンミーティングでジヨンと話せるようにと意気込む(そんなファンミは実際にはなかったが)女子大生であった。ジャニーズは二の次だった。

 

 

〈2〉Twitterを始める

私のジャニオタ回帰は本当にここにしか原因はないと思っている。ビビリな私は、自分で責任を取れるようになるまで、つまり20歳を迎えるまでセーブしてきたものがいくつかあったが、その一つがTwitterであった。mixiでさえ、高校を卒業してから始めたのだが、19歳から20歳のタイミングが、ちょうどmixiからTwitterへの過渡期であったため、20歳を迎えてすぐに私はTwitterデビューをした。初めは高校時代の友達と大学の友達と、エイトのinfoさん等をフォローしていた。いわゆるリアアカである。Twitterのなんと情報の早いことか。目からうろこであった。

このリアアカで好き勝手にツイートを行っていたが、∞祭を過ぎたあたりから、主に高校の友人から多く苦情を寄せられることになった。「オマエはいつまでジャニオタをやってんねん」「横山以外につぶやくことないんかい」8EST長居がジェラワットで吹き飛んだ悲しみをしくしくしていたら「うるさい!リムるで!!」と。

この時すでに大学の友人一人をエイトの世界に引き込んでいたのだが、他にも友達が欲しくなっていた。ここで満を持してハチさんアカウントが開設された。ハチさんアカウントでは、長くお付き合いできるフォロワーさんに恵まれ、また、それまで手書きで自分メモをしていたラジオのレポも、便宜上Twitterで行うようになり、多くの方が見てくださる環境に変わった。Twitterにハマり、転げ落ちるように加速して*8、収めていたエイトへの熱を再び上げて行った。それと同時に、グループ内のゴタゴタもありKARAへの熱は少しずつ収まっていった。はるごんはジャカルタへ行ってしまった。

 

 

〈3〉多ステの経験と置かれた環境

2013年のエイトのコンサートJUKE BOXでは初の多ステを経験した。実際にはそれ以前にも同じコンサートや舞台に入ることもあったが、様々な会場の複数の公演に入るという経験はこの時が初めてであった。会場や座席によって見え方が変わるのを楽しんだり、ツボポイントを堪能したりと、コンサートの新たな楽しみ方を発見した。

 

このJUKE BOXの年は、彼氏よりもアイドルの皆さんにお目にかかる回数の方が多かった。アイドルをリア恋枠として見ているわけではないが*9、好きの感情を彼氏とジャニごとで満たす性質が、どうやら人一倍私にはあるらしい。言うほど現場に足を運んだわけではないが(下の記事参照)、

meiring.hatenablog.com

彼氏とは月に1回会えればいい方で、4か月会えないこともあるという付き合い方をしていた私には、テレビの中で楽しそうにしている彼らの方がずっと身近に感じることもあった。横山さんの笑顔を見ると、勝手に彼氏の笑ってる姿が目に映ることもあった(実に気持ち悪い)。

とにかく生活の中心はエイトで、各曜日それに見合った行動を取っていた。特に木曜日は夕方にバトントワリングをしていたため、帰り道は毎週レコメン!ダッシュと称した電車の乗り換えがあった。これに失敗すると、もれなく23時台のQrzoneとウルパワまで、夜ごはんはお預けであった*10

エイトと過ごす日々がずっと続くと思っていた。

 

 

〈4〉中島健人に被弾し佐藤勝利に落ちる

3節の終わり方ですでにフラグが立っているが、前述しているような、好きの感情の満たし方をしていると、取り返しのつかない事が起こる。(下の記事参照)

meiring.hatenablog.com

(話は変わるが、論文など一度発表したものを再び発表という形で載せると、それがたとえ自分のものであっても(自己)盗用となることを最近知った。)

簡単に要約すると、「彼氏とケンカをして横山さんを見ていられなくなり、セクゾの勝利くんに担降りをした」という大枠の中で、結論としては「彼氏と仲直りをし、横山さんと勝利くんの掛け持ちになった」というあたりである。こうしてまとめると、去年の今頃あれほど悩んでいたことが本当にしょうもなさ過ぎて鳥肌が立つ。

これを機に、エイトと滝翼の世界でしかなかったジャニーズの世界がかなり開かれていった。特に少クラを再び観始めたことで、Jr.まで守備範囲を広げ始めたのはかなり大きい。

 

 

〈5〉日々が愛のかたまり*11

最近はグループやデビューの有無を問わず、様々に発言できる場も設け、日々楽しく過ごしている。フォロワーさんに自担やグループのステマをしてもらうことが、なによりも楽しく、毎日が新たな発見となっている。とりあえず今は、早く『お兄ちゃん、ガチャ』を回したくて仕方がない。

その他でいえば、メイキングの素晴らしさに一目置く生活をしている。優馬くんの『YOLO moment』のメイキングで、優馬くんとトラジャの姿にキュンキュンしたり、フォロワーさんに紹介してもらった、ジャンプの『Chau#』のメイキングに感激したり、毎日忙しい。メイキングってなんでこんなに素晴らしいんだろう…*12

4月から環境が大きく変わっているのだが、今のところ、担降りの危機もなく、アイドルという尊い存在に感謝をする毎日を穏やかに過ごしている。現場が決まると心が乱れるときもあるが、基本的にこの穏やかさを保てているのは、本当にアイドルの皆さんのおかげである。

 

 

 

6.オタ卒

残念ながら、この項目はまだ今のところやってきていない。

 

 

 

 

 

さて、こうして見ていくことで、いかに私がふざけた思考のもとジャニオタをしてきたかがよくわかった。そして、再確認していく中で、私のDDの気質は以前からあったことに気づいた。このどうしようもない節操なしな性格は、この一年で形成されたかのように思っていたが、女性アイドルにうつつをぬかしていた高校時代のことを思うと、持って生まれた性格であったようだ。

そして、もう一つ気づいたことがあるが、これはどちらかというと気づいてしまったという表現の方が正しい。しかし、この法則が成立するとなると、私のオタ卒はまだまだずっと先になりそうなのだ。この観点は今はそっと胸に潜めておくことにする。

 

明後日は久しぶりの横山さんだ。

 

 

*1:観ていた当時は気づかなかったが、渋谷さんはその回は不在であった模様

*2:大阪レイニーブルース

*3:Chau#/Hey! Say! JUMP

*4:矢沢あい

*5:ちなみに、いつかアイドルになったら使うぞと意気込んで作ったキャッチコピーとサインが、私にはある

*6:韓国ドラマ『コーヒープリンス1号店』のもじり

*7:ゲストで出演された時にKARAへの愛を存分に語っていた

*8:Crazy Accel/A.B.C-Z

*9:一部例外を除く

*10:足の疲労骨折が治ったか治ってないかわからない状態で∞祭に行ったり、バトンのソロコンテストの時期にあったキスマイの約束コンとエイトのJBには、バトンを背負って二大ドームを巡ったこと…エイトに関してはソロコンに出場してから金メダルを握りしめて名古屋に向かったことなど、私のバトンとジャニのエピソードは数知れない

*11:愛のかたまり/KinKi Kids

*12:ウィークエンダー』のメイキングの伊野尾くんズルくない?あんな子だなんて聞いてない(褒めてる)