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ジャニオタがHowTwoを試してみた話 #ジャニオタとコスメ

2月1日からサービスが開始されたHowTwoを試し終えたので、せっかくなのでサービスやコスメの使用感などを徒然なるままに書きつくろうと思う。



◯HowTwoとは
これに関しては、公式サイトや他のコスメに関してまとめたサイトをぜひ参考にしていただきたい。
私のHowTwoに対する感覚をまとめると、
好きなコスメ3点を1週間無料で使用でき、1週間のうちに気に入れば1点から少しお安く購入でき、気に入らないor買う気がない場合は、無料で返品できる。
というものである。
ドラックストアのテスターやデパートのカウンターでのタッチアップだけでは判断し難い、タッチアップ後にBAさんに断りづらいといった悩みを解消する画期的なサービスだなと思う。
できたばかりのサービスで、HowTwo側に利益があるのか、個人情報が抜かれるのではないかと不安要素もあったが、せっかくなので試してみた。


◯2月1日 サービス開始、レンタルするコスメを選ぶ。
私がサービスを知ったのもこの日で、さっそくアプリをDLするもすでに出遅れた感があり、ルナソルのアイシャドウやジルスチュアート、Diorなど、王道なところはほとんど品切れ状態だった。
現在進行形でクレンジング難民であるので、クレンジングを試したかったのだが、スキンケア系もほとんど出払っていた。
その中でもまだ残っていたもので、できるだけデパコスを!という大阪のおばちゃん精神で3点を選ぶことにした。
決定してすぐに、登録したメールアドレスにその旨のメールが届くかと思ったが、特にネット販売のような購入ボタンを押してすぐにくるメールはなかった。2時間ぐらいのタイムラグを経て、注文を承りましたというメールが届いた。
HowTwoのコスメは1日の夜にはすべて品切れになったようである。



◯2月6日 「商品発送に関するご案内」メールが届く
2月5日から順次発送されていることがすでに公式Twitterで示されていたので、HowTwoからのこの日のメールは発送通知のメールだと思ったが、残念ながら注文殺到のため発送に時間がかかっているという連絡であった。
いや知ってるし!それTwitterでいう前にメールやろ!すでに5日は経ってるんやけど!と、コスメを心待ちにしていた私はサービスの甘さに一人ツッコミをしたのだが、HowTwo側もここまでの反響があるとは思っていなかったのであろうと、今後のサービス向上に期待して、もう少し待つことにした。



◯2月9日 「アイテム発送のお知らせ」メールが届く
コスメを選んで1週間が過ぎて、ここでHowTwoから発送メールが届いた。その約1時間前にヤマトからメールが来ており、すでに発送されることは把握していたが。



コスメを選んで発送メールが届くまで、とにかくHowTwoからのメール連絡が遅く、そこに関して不満が高まっており、HowTwoに対して、いらだちしか感じていなかった。
しかし、コスメに興味があり、でもってオタ活以外にはお金をかけたくない生粋のジャニオタが、こんなにお得なサービスを受けるのである。
コスメが届いてから、このいらだちは消え去っていく。



◯2月10日 コスメが届く
この日は朝から出かけていたのだが、夜帰るとHowTwoからコスメが届いていた。今まであまりにも待たされていたため、こんなに早く届くと思っておらず、え、1週間の第1日目、コスメ使わず終わったん??とその惜しさを悔やみ、その日初めてアプリを開いた。しかし、アプリの画面では、届いたコスメはまだ発送中となっており、1週間のカウントダウンはまだ始まっていなかった。
発送までに時間がかかったことへのお詫びなのか、ただ単にとても良心的なのかは今後本格的にサービスが始まらないとわからないが、ここでまず、単純な私のHowTwoへの評価はかなり上がった。



◯2月11日 1週間カウントダウンスタート
この日の夕方に商品開始の案内が届いた。「商品到着日を起算日として7日目に」返却or購入を選ぶとなっており、17日までかなと思いきや、アプリでは18日までとなっており、実質8日使えるようだったが、この辺りも今後どのようになるのか気になるところであった。(ただ、アプリのFAQには「利用期間の7日間はお客様のお手元に届いた日付より開始します。eg. 2/5商品到着 利用開始→2/11 利用期間終了」となっているので、この幅の持たせ方は今回だけかなと思う。)

今回私が選んだコスメは、

アディクション パーフェクト モバイル タッチアップ 005 ハニーベージュ


シュウウエムラ ドローイング ペンシル 61 ネイビー


セザンヌ 皮脂テカリ防止下地 #

セザンヌ 皮脂テカリ防止下地

セザンヌ 皮脂テカリ防止下地

の3点である。
スキンケア系以外で新調したかったのが、コンシーラーで、アディクションはアイシャドウ(と、いとこ)のイメージしかなかったのだが、ハケタイプというのが気になって選んだ。ハケは少し硬めで、使い始めはチクチクする感触があったが、徐々に馴染んでいく感じがあった。
(デートまでに)絶対間に合うだろうと思っていたのに、届くのにあまりに時間がかかったため、ギリギリ間に合わず、届く前日にザセムのコンシーラー01を購入したのだが、これはこれ、それはそれ、という感じで場所によって用途が分けられそうなコンシーラーであった。
ちなみにこのコンシーラーは貼り付けたアマゾンのリンクの画像からもわかるように数種類展開があるのだが、HowTwoから借りられる色はこの005のみであった。おそらく展開のちょうど中間の色味だと思うが、1番明るいザセムの01よりは、もちろん黄味がかった色であった。私の顔は全顔だとザセムの01でも少し暗く感じる色なのだが、それでも部分に伸ばしてつけるものとしては、まあありかなという感じであった。ショップで買うなら005は選ばない色であった。
シュウのペンシルは、高いものをという魂胆から選んだものであるが、すごくきれいなネイビーで、この色をメイクに取り入れたらこんな顔ができあがるのかという、新しい発見があった。ただ、不器用なため、どうも私にはペンシルタイプのアイライナーが使いこなせず、均等なラインが引けないのと、目のキワぎりぎりまで引けず、結局手持ちのアイライナー(リキッドタイプ)で書き足して使っていた。あと、HowTwo編集部のレビューにも載っていたが、減りが早く、専用のシャープナーがないと使い続けるのが難しいのではないかと感じた。
3点目のセザンヌは、ドラックストアで購入して失敗してもええかぐらいのお安さ(さすがセザンヌ!)なのだが、HowTwo内のデパコスが品切れ続出で、プチプラから気になっていたものを選んだという感じである。セザンヌを買うならプリマヴィスタだなと思っていたが、プリマも残念ながら品切れ。セザンヌを試すことにした。
乾燥肌のため基本的には夏にしかテカったりはしないのだが、下地としてファンデーションの密着度が違うなという印象を受けた。



◯2月18日 コスメの返却or購入を選択する
こうして楽しい1週間が終了した。アプリ内でコスメの返却か購入を選択し、返却を選んだ場合は、選んでから48時間以内に返送するようにとのことであった。この48時間という猶予は非常にありがたいなと感じた。実際翌日は返却の時間が取れなかったので、20日に返却を行なった。
ちなみに今回、コンシーラーと下地の2点を購入し、ペンシルを返却することにした。
コンシーラーは色味をばっちり気に入ることはなかったが、ハケの絶妙なつけ心地にハマり、ザセムを買ったにも関わらず購入した。セザンヌは完全にHowTwoの策略にはまった。購入の際、1点購入だと、10パーセント引きになるのだが、2点買うと15パーセント引き、3点買うと20パーセント引きになる。1点購入と2点購入が今回は300円ほどしか変わらなかったので、必殺「実質タダ」を発動させ、購入した。



◯2月20日 購入しなかったコスメを返却する
返却は、送られてきた箱と梱包材を用いて着払いで送り返すのだが、返す間際になって、ガムテープが必要なことがわかった。家にガムテープさえあれば、HowTwoは完全無料で使うことができるんだなあと、押し入れの奥底からガムテープを引っ張り出しながら感じた。
ヤマトなので、コンビニ持ち込みで送ることができ、非常に楽に返品することができた。


◯2月22日 利用完了
21日には返送中となっていた商品が、この日アプリを開くと利用完了となっていたため、返送が完了したことが確認された。この利用完了に関するメールは特にこなかった。
現在はまだ品切れが続いており、次のサービス再開まで待ってほしいという旨が、アプリには表示されている。





という風に、HowTwoレポをしてみた。
利用する前はどうやってHowTwoは利益を得るんやと疑問に思ったが、おそらく人間には(少なくとも私には)、1週間使ったコスメに愛着がわき、手元に置いておきたくなるという真理があるのだろう。こうした購入者やアプリ内の動画の再生回数、広告収入で利益を得ているんだろうなと。
今回は3点中2点を購入したが、全く買わないぞという強い精神を持って臨めば、1週間だけにはなるが、ガムテープを用意するだけで無料でコスメを使うことができるなということが改めて確認された。

今後HowTwo側に改善してもらいたいこととして、まず、リアルタイムで、そして細やかにメールを送って来てほしいということが1番に浮かぶ。他のネット販売やフリマサイトなどの細やかさにはまだ劣っており、サービスへの不安などを感じることとなった。メールも来ず、アプリを開いても品切れだというその文字だけで、こうした表示が利用中にかなり不安要素となっていた。
また、これはアプリの何回かのアップデートで改善されているかもしれないが、コスメを選ぶときも、ブランドから検索すると、コスメが選べないということがあったので、ここも再開したときに改善していればと思う。
3点購入が一番お買い得だが、ユーザーが選んだコスメ全てを気に入って購入するには、今回のコスメの在庫数だと難しいなということもわかった。人気のコスメは今後再開したときもすぐに品切れとなるだろうし、そうなると残り1点は無料だからとりあえず借りようというようなコスメになるなと。こうしたコスメが意外にもヒットするということもあり、そこがHowTwoの楽しみであるのかもしれない。

このサービスは、気になるコスメや普段使わない色のコスメなどを試すきっかけとなり、そうした点ではすごく画期的であると思う。また、うまく日数を逆算できれば、普段よりいいコスメを現場メイクとして試せるなと、貧窮ジャニオタは思う。
少し辛口のコメント(というか文句)が多くなってしまったが、サービスが再開したら、私はまたHowTwoを利用しようと考えている。せっかくの素敵なサービスであるため、早く再開して、しっかりと基盤に乗っていって欲しい。