Words Of Love

王子はお姫様のキスで死ぬ

ジャニオタのいとこはジャニオタだという話

Twitterはてなブログのエントリーで、『姉妹でジャニオタ』や『親子でジャニオタ』、『カップルでジャニオタ』、『夫婦でジャニオタ』という表記やそのエピソードを目にすることがある。私の場合、弟がいるのだが、先日、掃除の際に出てきたというエイトの蜂コンのグッズを「担降りしたから。」と手渡された。蜂コンは当時小学生だった弟*1を、無理矢理連れて行ったようなものなので、担降りしたというほどエイトにハマっていたわけではないのだが、担降りという言葉に、なんだか胸が痛んだ。

そんな弟はジャニオタではないわけなので、私は『姉弟でジャニオタです』ということはできないのだが、その代わりに『いとこでジャニオタです』とは胸を張って言える。


いとこは母の弟の子である。母も祖母もあまりミーハーなことが好きではないので、私は突然変異タイプのジャニオタであるのだが、いとこの母が少年隊を経てSMAP担というジャニオタであるので、いとこは大きくその影響を受けている。つまり、いとこは『親子でジャニオタ』カテゴリーに分類される。
そんないとこは、旅行中の車内でHo!サマーを歌い踊るかわいい小学生だったあの頃を経て、時代はK-POPだと少女時代を追いかけはじめたあの頃も経て、いつまでもオタ卒できない私を笑うのかと思いきや、立派なキスマイ玉森担をしている。Jr.のグループを応援するという、当時の私にはあまり理解できなかったオタ活をこなし、晴れてデビュー担として、過去を懐かしみ、今を受け止め、未来に期待するそのいとこの姿を、私は非常に崇めている。どうも懐古の癖がある私は、その点をよくいとこに指摘される。「その先にだってきっといいことがあるよ」と。いとこはまだ高校生である。母親による英才教育の賜物であると思う。
実は勝利くんに担降りした際も、一番に伝えたのがいとこであった。伝えたかったというよりは、伝えやすかったのがいとこであった。「年下にいったそれはなかなかやばいw」と苦笑いされたものの、しばらく雑誌を買っていなかった私にセクゾの部分の記事をくれた。いとこは、担降りを告白したもののなかなかそれを受け入れられない私の心に、そっと寄り添ってくれる存在であった。



現在高校生のいとこであるが、昔は遊んであげている立場だったのに、気づけば立場が逆転し、遊んでもらっていることが多い。今日はキスマイコンのためにアルバムの特典を観る会を開いてもらった。ところが、先日の当落でまさかの落選という切なすぎる事態が起きてしまい、開催の意味を失ってしまっていた。祖父母宅で開催予定だったのだが、祖母も夜ごはんの準備をして待ってくれているとのことだったので、ひとまず思い思いのDVDを持ち寄って鑑賞会をする運びとなった。昼までの仕事を終わらせ、ルンルンで祖父母の家に向かい、野球部の応援からいとこが帰ってくるのを今か今かと待つ私は、祖母に大人げないと諭されたが、好きなものは仕方がない。イケメンの過剰摂取の前に、持ってきていた文献を読み、心を落ち着かせていた。

いとことはジャニオタ的近況報告から行った。基本的に玉森くん一筋のいとこであるが、お兄ちゃんガチャの影響で森田美勇人くんが気になっていると聞いていたので、私の知りうる限りのトラジャの魅力を語り、キスマイのデビュー日が誕生日である吉澤閑也くんのことを、無理矢理頭に叩き込ませた*2。一方、お兄ちゃんガチャの録画を観る前に家族に消されてしまったせいで、機会を逃し続け、1話も観ていない私にその魅力を語ってもらった。しかし、マッチさんコンサートin大阪に行こうという誘いは断られた。「マッチさんよりもりみゅより玉ちゃんに会いたいもん!」そりゃそうだ。


近況報告から本日のメニューを決めた。
・KIS-MY-WORLD特典DVD
・プレゾン2015楽屋トーク(トラジャ)
・セクゾ2014夏コン
・滝CHANnel
キスマイワールドはいとこ厳選のいいとこ取りで、楽しく鑑賞することができた。それにしてもBrand New Worldのマルチアングルはエイトに見習ってもらいたいぐらいの『これぞマルチアングル』というものであった。マルチアングルは千賀くんを観てからの横尾さんがただただ愛おしすぎた。Brand New Worldのサビの振りは、千賀くんの部分まで完璧にしたのにコンサートで観られないのが残念すぎる。あとは、宮玉ユニットへのお題がシュールすぎて、シュールを一周して大笑いしながら観たのが楽しかった。「玉の輿の一発芸をやるためにジャニーズに入ったわけではない」と嘆く玉森くんに、「大丈夫オレだって…でもオレにはこの道しかないんだ」と笑顔で返す宮田くん…切ない。キスマイの人気コンビがDVDを観るだけでよくわかる特典であった。
プレゾンの楽屋トークは、トラジャを詳しく知らないいとこには新鮮だったようで、「素でしゃべってる七五三掛くん初めて」「仲田くん?おもしろい」と、ようこそこちらの世界へ状態であった。「もしかして吉澤くんってあんまりしゃべらない?」と、この楽屋トークを観ただけで感付くいとこには、さすがとしか言えなかった。
セクゾの夏コンは一人で観る気になかなかなれず、封さえ開けていなかったことを伝えたところ、見かねたいとこが一緒に観ようと行ってくれた。本当にどちらが年上なのやら。途中で夕食を挟んだのだが、高橋海人くんの『カイ、頑張る』がジワるけどかわいいという夕食中の話題から、海人くんを見つけたときにどちらが早く『カイ、頑張る』と海人くんらしく言えるか勝負というものが開催された。いとこがあまり玉森くんにデレないので、私も大人しく勝利くんを観ていたのだが、「顕嵐ちゃん!」「颯くん!」「カイ、頑張る」「森継さん!」とあまりにもJr.にやいやい言うので「誰担やねん」とツッコまれてしまった。勝利くんには心の中で黄色い声を上げていた。今年の春コンDVDも、ぜひいとこに一緒に観てもらおうと思う。
滝CHANnelはちょうどトラジャ出演回であったのをいいことに、まだ観ていないといういとこに、私のうるさい解説付きで観てもらった。『何の罪かな?』が頭から離れない。存在が罪だ。



というわけで、いとこと散々楽しみ、祖母のおいしい料理を食べ、幸せなひと時を過ごした。祖母のむいてくれた桃を食べながらのイケメンの摂取ほど贅沢なものはない。そしてその楽しい時間を共有してくれるいとこには、毎度毎度感謝である。

そんな本日の会は、スマスマが始まる前に帰ろうという健全なジャニオタらしい終わり方をした。
ジャニオタのいとこがジャニオタである『いとこでジャニオタ』。私の場合はこんな感じである。









最後に…
本エントリーでも少し触れましたが、2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLDの大阪公演(8/29・8/30・8/31)のチケットを2枚で探しております。玉森担のいとこと、当方が入らせていただきます。定価+手数料しか出せませんが、お譲りいただけた際は全力で楽しませていただきます。もしお譲りいただける方がいらっしゃいましたら、当方Twitterアカウントまでご連絡いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

*1:亮ちゃんのことを「めんどくん」と呼んでいた

*2:閑也くんは最近の私の癒しである